ジョージアのおすすめ温泉を知りたい
トビリシの温泉サウナのほとんどは旧市街に集中していますが、タクシーで30分ほどの郊外にある湖、Lisi lakeの湖畔には2014年完成と比較的新しくモダンな建築の温泉サウナ施設があります。
湖畔ならではのロケーションで自然の豊かさを感じられるLisi Bathは郊外と言えども平日の仕事終わりにサクッといける気軽さも兼ね備えているのです!
Lisi Bathの特徴
Lisi Bathには公衆浴場の「パブリック」と貸切タイプの「プライベート」があり、今回は9人で貸切利用をしてきました。
しかし、プライベートとパブリックではそれぞれ設備が異なります。
プライベート | パブリック(男湯) | パブリック(女湯) | |
サウナ | ○ | ○ | × |
温泉 | ○ | ○ | ○ |
シャワー | ○ | ○ | ○ |
水風呂 | × | ○ | × |
ルーフトップ | ○ | ○ | ○ |
温泉
貸切の温泉は9人で入浴しても余力のある大きさ。
打ちっ放しコンクリートが特徴的な内装だけに、とても声が反響するので大人数の会話には少し難しさがあります。
トビリシの旧市街に位置する温泉施設群は硫黄の香りが強い特徴がありますが、こちらの施設は源泉の種類が異なり無臭でぬるっと柔らかな泉質です。
湯温は夏場である取材時の計測で41.5℃でしたが、体感としては夏のせいか39℃ほどでした。
しかしながらかなり日本の入浴環境に近い湯温で、海外にしては比較的湯温の高いジョージアの中でも温度が高く、なかなか気持ちのいい温泉です。
サウナ
プライベートのサウナにはバケツが用意されており、ストーブに水をかけてロウリュをすることができます。
蒸発した仰ぐためには自前のタオルかフロントで借りたタオルを利用するといいでしょう。
室温はトビリシの数あるサウナの中でも最も高温な水準で、90度以上はあるかと思います。
ロウリュを細かく3回ほど実行した結果、表皮に火傷の恐れを感じるほどの熱波を生み出すことに成功したので、高温ホリックなサウナジャンキーにはたまらないクオリティです。
シャワー
プライベートには水風呂が無いため、サウナ上がりの引き締めは冷水シャワーで行います。
高温のサウナと低温の水風呂がセットになっているサウナはなかなか無く、例に漏れずこちらも「水風呂があったらいいのに」と一点の惜しさを残しています。
欲を言えば水風呂が欲しいところですが、シャワーもまずまずの冷たさなので最低限の引き締めには問題ありません。
冷水のみならずお湯も出るので、入浴前のシャワーとしても機能します。
水風呂
今回はプライベートの利用だったため、後日パブリックの利用時に追記します。
ルーフトップ
Lisi湖が一望できるルーフトップは、全ての利用者も立ち入ることが可能です。
館内の階段から屋上に出ると広々としたデッキになっており、ビールを飲みながら眺める夕暮れ時の景観は格別です。
Lisi Bathの料金
プライベート | 56~100ラリ(1時間) |
パブリック(男湯) | 13ラリ |
パブリック(女湯) | 10ラリ |
タオルレンタル | 1ラリ |
ビール | 3ラリ |
水 | 1ラリ |
今回は一番大きなVIPプライベートの利用を9人で2時間の利用だったため、一人当たり22ラリでした。
グループ利用で割安にするのもよし、ひとりでパブリックサウナをお得に利用するのもありですね。
飲み物やレンタルタオルを購入できるのも嬉しいポイントです!
Lisi Bathの行き方
地下鉄Technical Universityから29番バスで20分、終点で降りるとLisi湖の手前にある病院Radison Medicine Centerに到着します。
湖に向かって10分ほど歩くと到着です。
Lisi Bathのまとめ
Lisi Bathの位置するLisi湖周辺にはおしゃれなスタンドが立ち並び、湖畔では平日とわずリラックスしている人々がいます。
湖の周囲をランニングしたり、フットサルコートで汗を流した後にLisi Bathを訪ねるのもまたこのエリアの通な楽しみ方かもしれません。
湯温にもサウナにも高温を求める人とって、Lisi Bathはうってつけのスペックです。
旧市街でジョージアの歴史ある硫黄温泉を楽しんだ後に、こちらにも足を運んでみるといいでしょう。
営業時間:07:00 ~ 22:00 , 女湯は14:00まで
Facebookページ:https://www.facebook.com/830090760346401/
公式Webサイト:www.lisi.ge
住所:Lisi Lake 1/5, Tbilisi
位置情報:https://goo.gl/maps/4miZCTt12iRxdpe88