大統領、欧州指導者らにジョージアに立候補を認めるよう求める署名キャンペーン「Our Voice to Europe」を開始

ジョージアのサロメ・ズラビチビリ大統領は水曜日、欧州委員会が本日初めに欧州理事会に対しジョージアに欧州連合加盟候補の地位を与えるよう勧告したことを受けて、欧州の指導者らに12月にジョージアに欧州連合加盟候補の地位を与えるよう呼び掛け、「欧州への私たちの声」と題する署名キャンペーンを開始した。

ズラビチヴィリ氏は委員会の決定を受け、ジョージア国民と国内で認定された外交団をオルベリアーニ宮殿公邸に迎え、大統領は改めてジョージア国民に祝意を表し、「これは全員の勝利であり、これがロシアと占領に対するわれわれの答えだ」と述べた。

大統領は請願書に署名した最初の人物であり、ヨーロッパの指導者たちに「私たちの声、国民の団結した声を届けたい、そしてヨーロッパ家族に加わるという団結した動機の深さを見てもらいたい」という願いを込めて演説した。

ズラビチビリ氏は、嘆願書に署名することで「多様な政治的所属や見解に関係なく」全員を団結させることができると述べた。

ジョージア大統領は、立候補に関して両国との交渉を開始するという欧州委員会の勧告に対し、ウクライナとモルドバのウォロディミル・ゼレンスキー氏とマイア・サンドゥ氏に祝意を表し、祝辞を受け取ったと述べた。

駐ジョージアのパウェウ・ヘルチンスキEU大使もジョージア国民に演説し、本日の欧州委員会の「前向きな」勧告はEUが「ジョージアを地域の重要なパートナーとして認識している」ことを示していると述べた。

新たに駐ジョージア米国大使に任命されたロビン・ダニガン氏も、この決定を同国の決定に祝福し、同国はEU、ジョージア大統領、政府、そして国民とともにEU加盟に向けて努力を続けると述べた。