国会議長、ロシア占領軍によるジョージア国民殺害を非難するEP決議に「感謝」

ジョージア議会のシャルバ・パプアシビリ議長は木曜日、11月6日のロシア占領軍によるジョージア国民タマス・ギントゥリ殺害を「強く非難」する決議を本日早々に採択した欧州議会に感謝の意を表明した。

パプアシビリ氏はソーシャルメディアへの投稿で、ジョージアの領土一体性と主権を支持する議会の「強いメッセージ」にも感謝した。

ジョージアは占領問題を議題の上位に置き、EUが仲介した2008年の停戦協定に基づく自国の義務をロシアに遵守させることについて、EU機関および加盟国との緊密な協議を継続していく」と議会議長は述べた。

欧州議会の人権問題に関する決議でも、ロシア占領軍によるレヴァン・ドティアシビリさんの不法拉致を非難し、これに対する「徹底的な調査」を求めた。

495票で支持されたこの決議案は、国際的に認められた国境内におけるジョージアの主権と領土保全への「全面的な支持」を表明し、ロシアによるジョージアのアブハジアとツヒンバリ(南オセチア)地域の不法占領を「強く非難」した。

EPの決議を受けて、ジョージアのサロメ・ズラビチビリ大統領は「ヨーロッパは再びジョージアへの揺るぎない支持を示す」と述べた。

今度は、ジョージアの駐欧州連合大使であるヴァフタン・マカロブリシュビリ氏が、国の主権と領土一体性に対するEPの支援に「感謝している」と述べた。

ギントゥリさんは、占領下のツヒンバリ(南オセチア)地域に隣接する地域で、ロシア支配の占領軍によって殺害された。不法逮捕されたドティアシビリ氏は11月10日に釈放された。