イスラエル国会議長:ジョージア国民、政府のユダヤ人コミュニティへの敬意、国家間の関係が「強化されていること」に「感謝」

イスラエル国会のアミール・オハナ議長は日曜、イスラエル側はジョージア国民と同国政府のユダヤ人コミュニティへの敬意を「感謝」し、両国間の関係は「ますます強まっている」と強調した。

「私たちは世界で反ユダヤ主義が拡大していることを懸念していますが、ジョージア州ではそのような傾向は見られないと敬意を表して言います。ジョージア州では、国民も政府もユダヤ人コミュニティを尊重しており、それがこの博物館でもわかります。私たちはそれを尊重し、感謝しています」とオハナ氏は、トビリシにあるジョージア・ユダヤ人歴史博物館およびジョージア・ユダヤ人関係博物館を訪れた際、コメントの中で述べた。

ジョージアとユダヤ人との2,600年にわたるつながりは、両国間の真の関係となっており、我々は(両国の)議会の間でもこうした関係を実証するようになった」と同氏は付け加えた。

オハナ氏は、「80年経った今でも」ユダヤ側は「正義の国民の一部、最も暗い時代に人類を守り、ユダヤ人の命を救ったごく少数の人々を覚えている」と強調し、その一人がジョージア人のセルゴ・メトレヴェリであることを指摘した。

イスラエル当局者は、第二次世界大戦中のヨーロッパ系ユダヤ人の大量虐殺であるホロコースト中の尽力に故メトレヴェリとその家族に感謝の意を表し、メトレヴェリの家族に名誉賞状を授与した。

イスラエル国会議長の公式訪問は今日から始まり、月曜日にはジョージアのイラクリ・ガリバシビリ首相、シャルバ・パプアシビリ国会議長、さらに月曜日にはイリア・ダルキアシビリ外務大臣、ニノ・カダギゼ・ジョージア最高裁判所長官とも会談する予定である。

オハナ氏と同行の代表団は、火曜日のジョージア議会本会議にジョージア議員の主催で出席する予定である。