ジョージア経済副大臣が経済問題、黒海海底ケーブルプロジェクトについて米国当局者と協議

ジョージアのゲナディ・アルベラゼ副経済大臣は日曜日、米国国際開発金融公社のマネージング・ディレクターであるカルロス・デフアナ氏およびUSAIDヨーロッパ・ユーラシア局副次官補のアレクサンダー・ソコロフスキー氏と、ジョージアと米国の間の経済協力の優先分野とそのさらなる発展の見通しについて話し合った。

アルベラゼ氏の米国公式訪問中の両会談では、南コーカサスと欧州連合加盟国の送電網を接続することを目的とした黒海海底電力ケーブルプロジェクトに焦点を当てた。これには、ジョージアとルーマニアを結び、ヨーロッパへのグリーンエネルギーの輸出を可能にする高電圧海底送電インフラの建設と、ジョージア州立電気システムがイタリアのコンサルティング会社CESIと共同で実施している進行中の技術的および経済的研究が含まれている。

アルベラゼ氏は、USAIDのヨーロッパ・ユーラシア局の次長補佐との会談で、ジョージアの既存の経済動向を紹介し、USAIDの代表者らは実施された改革を「前向きに評価」し、国際金融機関や格付け機関が発表した報告書でジョージアが一貫して上位にランクされていることを強調した。

同大臣は、農業、エネルギー、貿易その他の分野における同国の経済成長を支援するためにUSAIDが提供する財政的・技術的支援を指摘し、ジョージアの欧州構造への統合と経済改革に対する同庁の支援に言及した。

会合では、ウクライナで進行中の戦争を背景とした黒海地域の現状についても取り上げられ、大臣は、アジアから欧州へ、あるいはその逆の増加する貨物の流れに対応する同国の運輸・物流業界の能力を指摘した。

米国国際開発金融公社のマネージング・ディレクターとの会談では、ジョージア州のDFC地域事務所の開設にも焦点が当てられ、ヘルスケア、観光、物流、生産、再生可能エネルギー源の開発などを含む国内の幅広い分野がDFCのような組織を通じて資金と支援を受けていることに言及した。

ジョージア当局者はまた、「地域および世界の貿易と連結性を定義する要因」を検討するため、新型コロナウイルス感染症パンデミック以来初となるトビリシ・シルクロード・フォーラムが10月26日から27日にかけて首都トビリシで開催されることにも言及し、フォーラムへの米国国際開発金融公社の「ハイレベルの関与」が「極めて重要」になると指摘した。