ジョージア、制裁対象のロシア航空会社と協力するつもりはない-与党国会議員

与党ジョージアの夢党のミハイル・サルジベラゼ・ジョージア議会人権委員長は土曜日、ジョージアはウクライナ侵攻で国際社会から制裁を受けているロシアの航空会社に協力するつもりは「ない」と述べた。

サルジベラゼ氏は、木曜日、制裁対象のロシア航空機のジョージア領空への進入を許可すべきではないと述べた米国務省のヴェダント・パテル首席副報道官の発言に応えてコメントした。

この発言は、ウラジーミル・プーチン大統領が水曜、ロシア政府が2019年にキャンセルしていた両国間の航空旅行の再開を発表し、また別の政令で5月15日からジョージア国民に90日間のビザなし旅行が導入されたことを受けて出された。

サルジベラゼ氏は、ロシアの制裁対象航空機の領空侵入を認めないという問題に対する同様の態度は、米国国務省の声明の直前にジョージア政府によって初めて示されたと述べ、ロシアからの直行便の再開はジョージアの政治に影響を及ぼさないと強調した。欧州連合への統合。

国内の反対派や海外のその支持者を含む誰かがジョージア政府や国家の利益に対してこの要素を利用しようとするなら、それは「公平」でも「正直」でもないとサルジベラゼ氏は述べ、ロシアが一方的に決定を下したと付け加えた。したがって、ジョージア州は「いかなる形でも」この件について責任を負わないことになる。

議会当局者はまた、ジョージア州とEUの連合協定、EU統合に向けた特定の前提条件と展望を考慮すると、すべてはその後の措置とEUの決定次第であり、同国が定められた基準と条件を遵守しているかを評価することによって決まると強調した。ジョージアにブロックの加盟候補者としての地位を与える。

同氏はまた、「EU統合に向けたジョージアのアプローチは変わっていない」と指摘し、欧州の同僚らがジョージアに加盟候補者としての地位を与える決定を下す前に、近年達成された同国の進歩を考慮することを望んでいると付け加えた。