ジョージアのマリアム・カパナッツェ監督の短編アニメーションが北海道映画祭でデビュー

A visually narrated story of an abandoned village disappeari…

マリアム・カパナドゼ監督の自然現象の中で消えていく廃村の物語を映像化した作品が新千歳空港国際アニメーションフェスティバルで上映される。

ジョージア西部のイメレティ県上部にある実在の集落を基にしたロケ地での1日を描いた14分の「Abandoned Village」は、環境音とセリフがなく、設定の雰囲気を伝わってくる。

監督はジョージア公共放送局にアニメーションの映像描写は実在の場所を忠実に再現するように作られていると語り、視聴者は展開する映像を追いながら「村の破壊の観察者になる」と付け加えた。

ビジュアルを担当したアーティストのIrakli Toklikishvili氏はアニメーションの制作はこの分野での初めての経験であり、この映画のために実行可能なメインシーンのビューを思いつくには、長時間の実験が必要であったと述べている。

このアニメーションプロジェクトは2018年にジョージア国立映画センターの支援を受けて制作された。

「Abandoned Village」は90以上の国と地域から2,170点以上の応募があった100作品の中から選ばれた短編作品の一つである。

また、映画祭のプログラムの中には長編作品のコンテストもあり、該当する作品は後日発表される。

元々は「北海道と世界をつなぐ」新千歳空港のターミナルビルで選考を行っていたが、今回の選考会では「北海道と世界をつなぐ」新千歳空港のターミナルビルでの選考を行った。

2014年にスタートしたこのフェスティバルには、約4万3千人の来場者があり、空港ビルを超えて拡大していた。

アニメ映画の祭典2020年版は、11月20日~23日に開催される。