元NATO司令官:アブハジア、南オセチアが凍結された紛争と見なした場合、NATOへの扉はジョージアのために開かれる

ジョージア版ボイス・オブ・アメリカのインタビューで、元NATO司令官のJames Stavridisはジョージアの占領地が凍結された紛争とみなされるようになればジョージアのNATO加盟はより現実的になると述べている :

残念ながら時間が経つにつれ、南オセチアとアブハジアは凍りついた紛争になってしまいました…これは実際にジョージアがNATOに加盟する可能性を高めています。 ウクライナについても同じことを考えています。 クリミアがすぐにウクライナに戻る可能性は低いし、南オセチアとアブハジアがすぐにジョージアに戻る可能性も低い。 しかし、アブハジアと南オセチアは凍結された紛争であり、これは我々が変えることができない事実であると仮定すれば、ジョージアがNATOの正加盟国になるための扉が開かれると思いますし、おそらくそのうちにウクライナにも扉が開かれると思います。 これは、領土を放棄するという意味ではない」。

James Stavridisは、自分がジョージア人やウクライナ人であればNATOを統合してNATOに加盟し、時間をかけて占領地を返還しようとするだろうと述べた :

いずれにしても、非常に難しい道のりではありますが、私ならばNATOのパートナー国であるよりも、NATOに加盟した方がいいと思います。 しかし、これはジョージア人次第であり、アメリカ人や元NATO指導者ではないことを、私は間違いなく付け加えたいと思います。 これは非常に困難な立場にある国の決断だ」。

彼はまた、2008年のロシア・ジョージア戦争の際、西側の対応は「不十分だった」と指摘した :

“大規模な制裁を行うべきだったと思う。 その後、私たちはウクライナでこの教訓を学んだ。 しかし、当時はロシアとの関係をリセットし、より良い方法を見つけ、新たな冷戦に突然乗り出すのではなく、何らかの形でロシアとの関係をリセットすることができるという希望がまだあったと思う」。