ジョージアのクタイシ国際大学では第一期生の入学準備が整っている

Kutaisi International University, the largest project for an…

クタイシ国際大学はここ数十年のジョージアにおける教育機関のための最大のプロジェクトで、9月の新年度の開始に合わせて国内外からの最初の学生に門戸を開く準備ができている。

来月の学校や大学の開校に合わせて完成した同大学は、クタイシ市西部を教育と医療の地域拠点に変えるための政府主導の中心的な役割を果たしている。

10億ユーロを投じた取り組みの一環として、ハドロン治療センターを併設した複合施設(がん研究と治療のために科学者が使用する2つのサイクロトロンを備えている)の建設も含まれており、大学は初年度に約1,000人の学生から入学願書を提出した。

数学、コンピュータサイエンス、経営学を志望する学生は、新しく開設された会場で最初の授業を受けることになる。

対面授業では大学キャンパスに常駐する教師が学生を指導する一方、遠隔地で開催されるセッションでは、海外在住のジョージア人科学者が自分たちの知識を提供することができるようになる。

この広大な複合施設には、キャンパスに教員や学生が収容されるほか、研究や治療のためのハドロン治療センターも併設される。
写真 : クタイシ国際大学経由

同大学の学術プログラムはミュンヘン工科大学のものをモデルにしており、ドイツの学校の専門家や陽子線治療ハードウェアの国際的な大手メーカーであるIon Beam Applicationsの専門家がプロジェクトに参加している。

イメレティ地方の州代表であるズビアド・シャランベリッジは大学の開校は「クタイシの教育にとって新しい時代」であると述べた。

Giorgi Gakharia首相は地元メディアに対し、大学の取り組みが市の最後のプロジェクトではないと述べ、政府は教育、観光、産業、医療、ヘルスケアの分野を市の将来のプロフィールの方向性として見ていると強調した。

この広大な大学の複合施設のためのプロジェクトは2016年に開始され、創設者たちは「ジョージアと地域全体の経済成長と発展を促進する、高度な資格を持った労働力と人的資本を準備する」ことを目標にしている。