ジョージア政府はコロナ禍でワイン業界を支援し、ブドウの収穫時期に備える

Georgia is getting ready for the major grape harvest season …

ジョージアは10万トン以上のブドウが収穫・梱包され、 地元で販売または輸出される大規模なブドウ収穫シーズンの準備をしている。

伝統的にワインの収穫はジョージアのワイン生産地域(Kakheti、Imereti、Racha)で9月から始まる。

しかし、ジョージア政府は新型コロナウィルスの感染拡大によって引き起こされた危機の中で、すでにワイン製造部門を支援するための措置を取っている。

ジョージアのGiorgi Gakharia首相は、昨日の業界関係者との会合で、世界的な新型コロナウィルス感染拡大の影響でジョージアのワイン産業が被った被害と観光客の減少による被害について話した。

ワイン部門も支援する政府の危機対策計画に加えて、政府はワイン産業も対象とする農業融資プログラムを拡張し、ワイン醸造所がパンデミックによって引き起こされた問題の克服を支援することになった。

Giorgi Gakharia首相はジョージア農業省に対し、農家がブドウの貯蔵に関する問題に直面しないようにし、民間部門だけでなく、公共部門も収穫シーズンに向けて十分な準備をするように指示した。

ジョージアでは2019年の収穫で処理されたブドウの量は271,000トンに達し、過去30年間で最高の収穫量となったとジョージア国立ワイン庁は述べている。