ジョージアの集団感染拡大は最小限に抑えられている

Head of Tbilisi Infectious Disease Hospital Tengiz Tsertsvad…

トビリシ感染症病院のTengiz Tsertsvadze院長は「ジョージアではCOVID-19集団感染の新しい症例はほとんどない」と述べている:

「私たちは集団感染に何とか対処してきましたが、完全には対処できませんでした…ジョージアは最も危険な脅威を克服し、新たな症例の増加を回避することができました。COVID-19の感染率が現在国内で減少しています」

この「ポジティブな状況」を維持するためにTsertsavdze院長は市民に次のように呼びかけている :

  • 頻繁に手を洗う
  • 人前での集まりを避ける
  • ソーシャルディスタンスを保つ
  • 閉鎖空間ではフェイスマスクを使用する
写真: Nino Alavidze

それにもかかわらず一部の市民は非常事態の規制に違反し続けている。

特に、警察は過去24時間に全国で87人に罰金を科した。

  • 門限規制に違反したとして罰金を科されたのは83人。
  • 交通、運転のルール違反で3人。
  • 公共の場での集会や2メートルの距離に違反したとして1人が罰金を科せられた。

内務省は、非常事態宣言の規制に従うように皆に呼びかけており、違反の場合、個人3,000GEL、法人15,000GELの罰金が課せられる。

本日ジョージアでコロナウイルスの陽性反応が出たのは3人だけで、確認されたケースの総数は642件となっている。

ジョージアのロシア占領下、アブハジア地域でも本日早朝、新たに3人がコロナウイルスの感染を報告しており、現在感染者数は13人に増加している。