自炊必須だね〜
過去には月5万円で難なく暮らせていたジョージア。
物価の高騰に驚きながら自炊にチャレンジする人も増えてきています。
そこで今回は、日本人の間でも人気の高いジョージアの国民食「ヒンカリ」。
特にスーパーでよく見かける冷凍ヒンカリをどう調理すれば美味しく食べられるのか。
試行錯誤した結果をお伝えします!
ぜひこの機会に、ヒンカリワールドに足を踏み入れて見ませんか?
ヒンカリとは?
ヒンカリはジョージアの国民食のひとつで、独特な形をした餃子に似た料理です。
地域によって具材が異なり、一般的にはスパイスの効いた肉を詰めます。
一口かじると中から肉汁たっぷりのジューシーなスープが溢れ出る絶品料理です。
ヒンカリについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてお読みください。
冷凍ヒンカリの魅力
冷凍ヒンカリの最大の魅力は、いつでも簡単に調理できることです。
ジョージアのスーパーには、たくさんの冷凍ヒンカリが並んでいます。
手軽で便利ですが、調理の仕方次第で味わいが大きく変わります。
今回は特に人気のある調理方法を試して、その違いを楽しんでみましょう。
冷凍ヒンカリの調理法
(簡単かどうかは普段の自炊スキルによります。写真:焦げヒンカリ)
調理方法は下記の3つをご紹介します。
- 茹でる
- 焼く
- 電子レンジ
他にも蒸す・揚げるなどの調理方法もありますが、調理器具や片付けのことを考慮してチャレンジしやすい調理方法に絞りました。
番外編として、炊飯器での調理方法も紹介してるのでぜひご覧ください。
茹でる
茹でるのは、最も定番な方法です。
まず鍋で水を沸かし塩を入れ、沸騰したら冷凍ヒンカリを入れます。
ヒンカリ同士がくっつかないよう鍋を軽く揺すりながら10〜15分茹でます。
ヒンカリが表面に浮き、ふっくらしてきたら出来上がり。
中から溢れ出るスープをこぼさずに食べられたら、おめでとうございます!
もうそれはヒンカリマスターです。
ただ、冷凍ヒンカリは一度にたくさん茹でるとヒンカリ同士がくっつきやすくなる難点も。
そんなときはお湯の中に適量のオイルを垂らしてヒンカリの表面に薄く馴染ませてあげるとくっつきにくくなるのでぜひ試してみてください。
焼く
この調理方法は、ビールを準備することから始めましょう。
フライパンに油を少しひき、冷凍ヒンカリを入れます。
弱火にして底が黄金色になるまで数分焼きます。
その後少量の水を加え、蓋をしてさらに5〜7分間蒸し焼きにします。
水が蒸発したら、底を再びカリッとさせるために追加の油を少し加えて2〜3分間焼きます。
外側がカリッと中はジューシーに。
お待たせしました。
それでは皆さん、乾杯の準備はいいですか?
ガウマルジョーース!!!
電子レンジ
この3つの中で、最も手軽な方法は電子レンジ調理です。
冷凍ヒンカリを底が厚めの耐熱皿に入れます。
少量の水・塩を加え、ラップをかけて8〜10分加熱します。
手軽にヒンカリを楽しむことができますが、茹でや焼きに比べると少しジューシーさが欠けるかもしれません。
ここで美味しく食べるポイントは、水を多めに入れて軽く味付けをしてから加熱することです。
なんとまあ、肉汁がたっぷり溢れ出した絶品ヒンカリスープの完成です。
番外編:炊飯器調理
実はこのヒンカリ、炊飯器を使って調理することも可能です。
炊飯器に少量の水を入れ、冷凍ヒンカリを並べて炊飯ボタンを押すだけ。
簡単にふっくらとしたヒンカリができます。
ジョージアで炊飯器のある宿は少ないので今回は番外編として紹介させていただきました。
筆者は基本的にこの調理法で冷凍ヒンカリを食べています。
3分クッキングならぬ、3秒クッキングですね!
炊飯器を制するものは、世界を制す!っていいますもんね。
さらに美味しく食べる方法
ここまでで調理方法については、なんとなくイメージしていただけたでしょうか。
では最後にこのヒンカリをさらに美味しく食べる魔法のアイテムを紹介します。
それはブラックペッパーです。
肉の旨みを引き立たせ、ピリッとスパイシーなアクセント。
振りかけるだけで、空を飛べそうな味の変化に驚くこと間違いなしです。
5.まとめ
ジョージアの冷凍ヒンカリは、調理方法によって様々な味わいが楽しめます。
茹でてジューシーに、焼いて香ばしく、電子レンジで手軽に、そして炊飯器でふっくらと。
自分好みの調理方法を見つけて、様々なヒンカリワールドを楽しんでみてください。
ジョージアでの生活は常に新たな驚きと発見の連続です。
冷凍ヒンカリひとつとっても、その調理法による味の違いに感動しています。
他にも様々なメーカーや味もたくさん並んでいるので食べ比べて楽しむのもいいですね。
皆さんもぜひ、ジョージアの食文化を堪能してみてください。
そして私と一緒に、日々の生活を冒険心いっぱいで過ごしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事を書いた人:旅するコモリストAOI